2015年(平成27年) 2月14日(土)付紙面より
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年金支給日の13日、鶴岡市の金融機関4カ所で鶴岡警察署署員などが特殊詐欺の被害防止を呼び掛ける広報活動を行った。バレンタインシーズンに合わせ、啓発メッセージを添えたチョコレート菓子などを配布した。
広報活動は、多くの高齢者が金融機関を訪れる年金支給日に、振り込め詐欺など特殊詐欺の被害防止を図ろうと実施。同署をはじめ鶴岡地区金融機関防犯協会、鶴岡市防犯協会の約30人が参加した。
このうち、本町一丁目の荘内銀行本店では同署員と市防犯協会の女性部員合わせて8人が広報活動を繰り広げた。女性部などが手作りで用意したチョコレートクッキー、啓発用のティッシュやチラシを訪れた人たちに配布しながら「振り込め詐欺に気を付けて」「チョコのように甘い話はありませんよ」と声を掛けていた。
同署生活安全課の杉沼良次課長は「現金の振り込みの際には“チョコっと”待って、少しでも怪しいと感じたら警察に相談を」と話していた。