2015年(平成27年) 2月15日(日)付紙面より
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朝暘二小スクールバンドクラブ(佐藤穣代表、板垣望杏部長)のコンサートが13日、同校体育館で開かれた。日頃お世話になっている地域の人々に感謝の気持ちを伝えようと企画し、訪れた家族や学区の住民を前に元気な演奏を披露した。
4年生以上が対象の課外クラブとして15年ほど前に結成。地域の指導者の協力で演奏力を磨き、学校や地域行事での演奏のほか、各種コンクールにも出場。本年度のメンバーは4―6年生の男女47人で、田川地区代表として昨夏の県大会で銀賞、今月のアンサンブルコンテスト東北大会には打楽器五重奏が出場を果たした。実力あるバンドとして評価が定着している。
地域の人たちを招待するコンサートは7回目。1年間の活動の総まとめとともに、卒業する6年生にとっては最後の演奏を披露する機会にもなり、「二小スクバンファン」の住民ら大勢の聴衆が訪れた。
2部構成のコンサートの第1部は本年度のコンクール曲やコンテストのアンサンブル曲を演奏。第2部ではSEKAI NO OWARIや嵐などのヒット曲やブラスバンドの定番曲を演奏。卒業を控えた6年生だけでゆずの「ヒカレ」の演奏もあり、元気で明るく、基本がしっかりとしたブラスバンドの音色に訪れた人たちの笑顔が広がり、大きな拍手が送られた。
フルートパートで6年生の板垣部長は「4年生からやってきて3年間の締めくくりとして演奏した。卒業を前にいい思い出になった。中学校でも吹奏楽を続けます」と元気に話した。