2015年(平成27年) 9月30日(水)付紙面より
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元松下電池工業女子バレーボール部監督で日本バレーボール協会公認講師の草野健次さん(66)=大阪市=を招いたバレーボール教室が26日、遊佐町の遊佐小学校体育館で開かれた。
この教室は町教育委員会と町バレーボール協会、酒田地区バレーボール協会、同町のママさんバレーボールチーム「遊佐クラブ」が実行委員会を組織し企画。講師を務めた草野さんは長年にわたる指導で得た知識を基に、「体に負担がかからないバレーボール」「子供たちが笑顔になるバレーボール」を説きながら全国各地で教室を開催している。
この日は、園児・児童から60代まで町内外の選手と指導者計約90人が参加。午前中はウオーミングアップに続き、草野さんの指導でレシーブやスパイクに入るまでの動作を学んだ。
午後からはレシーブ、トス、スパイクの練習を何度も反復していた。参加者の一人、酒田市の松原バレースポーツ少年団の足達海紅主将(12)は「膝の使い方を学んだ。今日習ったことを試合で生かしたい」と語った。
草野さんは「教室の目的は指導者の育成。指導者が成長してこそ、選手の成長につながる。持っている力は全国的に変わらない。もう少し積極性が欲しい」と話していた。