2015年(平成27年) 10月9日(金)付紙面より
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鶴岡市の常念寺保育園(渡邊成孝園長、園児86人)の「収穫祭」が7日、同園で行われた。園児たちが、お年寄りに教わりながらサツマイモや稲の収穫作業に汗を流し、収穫の喜びを味わった。
収穫を通して地域のお年寄りとの世代間交流を図るとともに、自然の恵みのありがたさを体験してもらおうと毎年行っている。
今回は同園隣の「なかよし広場」にある畑で栽培したサツマイモと、同園敷地内のほ場の稲を収穫。園児約80人と、園児の祖父母や地域のお年寄り合わせて約40人が参加した。
このうち稲刈りでは、園児たちは、お年寄りから鎌を持つ手を支えてもらいながら作業。「鎌の先に気を付けて」「ぐっと引いて」などと教わりながら、たわわに実った稲を収穫した。
稲刈りした成田結愛ちゃん(6)は「おばあちゃんから優しく教えてもらった。稲は切るのが少し大変だった」、サツマイモ掘りを体験した三谷孝介君(6)は「土が硬かった。サツマイモは大きくてびっくり。食べるのが楽しみ」とそれぞれ話していた。
この日は約20キロのサツマイモを収穫。参加者たちでふかし芋にして味わった。収穫した米は12月ごろ、おにぎりにして食べるという。