2015年(平成27年) 11月4日(水)付紙面より
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鶴岡市の羽黒高校(牧静雄校長)の専門科の生徒たちによる「ものづくりラボ」が31、1日の2日間、三川町のイオンモール三川で開かれた。生徒たちが製作したロボットの操作や缶バッジ作り、ペーパークラフトの体験、作品展示などが行われ、大勢の家族連れでにぎわった。
ものづくりの楽しさを子供たちから知ってもらおうと、総合情報、機械システム、自動車システムの3学科が合同で毎年開催。生徒たちにとっては学校生活では触れ合うことのない世代と交流する機会にもなっている。
会場には学科ごとにさまざまな体験コーナーが設けられたほか、デッサン画やグラフィックデザインなど生徒の作品展示、本年度の全日本ロボット相撲東北大会4位と全国大会出場やマイクロバブル技術を使った研究のパネル展示も行われた。
ロボット操作を体験した黄金小1年の長谷川徠唯(らい)君(6)は「とっても楽しかった。大きくなったらロボットを作れる人になりたい」と話し、指導した機械システム科3年でロボット研究会の松浦貴史君(17)は「操作を教えるのに苦労したが、子供たちが楽しそうにしてくれて、やりがいを感じたし、うれしかった」と話した。