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2015年(平成27年) 12月3日(木)付紙面より

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未来に残そう青い海 海洋・灯台、絵画コンクール

 海上保安庁が主催する「第16回未来に残そう青い海・海上保安庁図画(海洋環境図画)コンクール」と「灯台の絵画コンテスト2015」の両応募作品の県内審査会が1日、酒田市の酒田海上本部(川口宏好部長)で開かれ、それぞれの優秀作が決まった。

 ともに小中学生を対象に、海洋環境思想の普及啓発や航路標識の周知、海上交通の安全意識の高揚などを狙いに毎年実施している。酒田海上保安部管内(県内)では今年、庄内地方を中心に海洋環境図画に148点(小学校低学年87点、同高学年57点、中学生4点)、灯台絵画に25点の応募があった。さまざまな魚が海中を泳ぐ様子や、海水浴を楽しむ家族、海洋環境の保全を訴えるもの、岸辺に凛と立つ灯台の風景など。

 この日は日本美術家連盟会員の小林功さん(鶴岡市渡前)が審査。海洋環境図画の部で酒田海上保安部長賞3点、海上保安協会県支部長賞1点、灯台絵画の部で酒田海上保安部長賞、海上保安協会県支部長賞各1点の計6点の優秀作を選んだ。

 小林さんは「色が鮮明でアピール度が大きい。大自然の中の海の大きさを描いている」「海の中で魚が楽しく泳ぐ表情が良い」「あえて汚れた海を描き、こういう海にしてはいけないと強く訴えている」など各作品を解説。「全体としてこれまでよりレベルが高い」と講評していた。

 全応募作は、海上保安庁緊急通報の電話番号にちなんだ「118番の日」(1月18日)に合わせ、来年1月13―22日に三川町のイオンモール三川で展示される。同17日には優秀作の表彰式も実施の予定。

小林さん(左)が審査し優秀作を決めた
小林さん(左)が審査し優秀作を決めた


2015年(平成27年) 12月3日(木)付紙面より

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国内最高峰の演奏 聴衆を魅了

 酒田市の「酒田希望音楽祭」が1日、同市の希望ホールで開かれ、広上淳一さんの指揮による新日本フィルハーモニー交響楽団が、ベートーベンの交響曲第3番「英雄」などを演奏、聴衆を魅了した。

 希望音楽祭は2005年度に始まった。前年の04年に希望ホールが開館した際、こけら落とし記念事業として世界的指揮者の小澤征爾さん指揮による新日本フィルのコンサートを開催した。それを踏まえ、潤いのある心豊かなまちづくりにつなげようと05年から毎年、実行委員会(上田敏男実行委員長)が新日本フィルを招き、市民に国内最高峰の演奏を堪能してもらっている。

 11回目の今年は「新酒田市合併10周年」と銘打ち、広上さんのほか、ピアニストの河村尚子さんを迎え、「英雄」、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、ピアノ協奏曲第25番を演奏した。

 本番に先立つ同日午後3時からは、恒例のゲネプロ(公開リハーサル)が行われ、市内の21小学校の6年生約860人が招待された。練習とはいえ、一流の演奏家たちが奏でる迫力の演奏に、子供たちはうっとりと聴き入り、一つの楽章が終わるたびに大きな拍手を送っていた。午後7時からの本番は約1000人が聴いた。

新日本フィルの演奏が聴衆を魅了=ゲネプロ
新日本フィルの演奏が聴衆を魅了=ゲネプロ



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