2015年(平成27年) 12月4日(金)付紙面より
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酒田市の東北公益文科大(吉村昇学長)で2日夜、キャンパス入り口のイルミネーション点灯が始まり、幻想的な雰囲気を醸し出している。
年末年始の時期、キャンパス内外のにぎわいを創出しようと、吉村学長が発案。北側入り口の大学名を入れた看板周辺の樹木7本に、合わせて約1万個の青色LED(発光ダイオード)を取り付けた。
この日は午後5時、見学の教職員や学生たちが「5、4、3、2、1…」と声をそろえてカウントダウン。吉村学長と学生代表2人がスイッチを押すと、青い光が一斉に点滅を始め、「わーっ」と歓声が上がった。
点灯はこの日から来年1月17日まで毎日午後5時から9時まで行う予定。
2015年(平成27年) 12月4日(金)付紙面より
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鶴岡市のちとせ保育園(羽生充園長、園児73人)で3日、園児の前で羽生園長が鶴岡市の魚として制定されたクロダイをさばき、給食で提供した。
食育の一環として実施。同園では10年以上前からクロダイの稚魚放流を行っており、今年8月には来秋の全国豊かな海づくり大会を前に行われた県のプレイベントで由良保育園の園児と共に放流を行った。
使用したのは前日に羽生園長が釣った35―40センチほどのクロダイ3匹。初めに羽生園長が「シノコダイ、ニサイ、コウダイ、クロダイと名前が変わる」と紹介。また、「川が汚れると海も汚れて魚も減ってしまう。みんなも川を汚さないように気を付けよう」と話した。
クロダイをさばき始めると園児たちは身を乗り出して見学し、「これは背骨」「頭もいいだしが出るよ」と説明するのを真剣な表情で聴いていた。佐藤飛鷹君(6)は「楽しかった」、菅原漣人君(6)は「食べるのが楽しみ」と話していた。
さばいたクロダイは園の畑で収穫されたダイコンとともにうしお汁として給食で提供された。