2015年(平成27年) 12月31日(木)付紙面より
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正月を古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが30日、ピークを迎え、庄内地方のJR各駅には出迎えの家族らが訪れ、久々の再会を喜び合った。
JR東日本によると、今年の年末年始期間(12月27日―1月5日)の「帰省ラッシュ」となる下りのピークは30日。新潟支社広報室によると、同日午前6時8分東京発のとき301号から同9時12分東京発のとき311号までの5本の新幹線の自由席乗車率は70―100%で推移。また、同日午前8時27分新潟発秋田行きの特急いなほ1号の自由席乗車率は、新潟駅発時点で100%となっている。
この日午前10時15分ごろ、いなほ1号が鶴岡駅に到着すると、キャリーバッグなどの荷物を手にした人たちが次々とホームに降り立った。改札を通ると、出迎えの家族と笑顔で再会する姿が見られた。帰省した10代女性は「半年ぶりに家族に会うので楽しみ。兄に子どもが生まれたので早く会いたい」と話していた。
下りの混雑は31日まで続く。Uターンの上りは2日から4日にかけて混雑し、ピークは3日とみられている。一方、庄内空港発着の全日空機は、羽田発の下りが31日まで午前6時55分発の第1便を除いて3便とも満席、庄内発の上りは2日午後の2便と3―4日全ての便が満席となっている。