2015年(平成27年) 6月27日(土)付紙面より
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鶴岡東高校(齋藤哲校長)の「内川清掃ボランティア」が24日、同校西側を流れる内川周辺で行われ、1年生たちが枯れ草などのごみ拾いに汗を流した。
地域貢献活動として毎年実施している。この日は1年生242人が同校西側の内川右岸沿い約350メートル区間でごみ拾いに取り組んだ。昼すぎの強い日差しの中、班ごとに分かれて堤防上の道路や川辺の草むらでごみを探し、枯れ草などを手作業で拾い集めた。
ペットボトルや空き缶は見当たらなかったが、集めた枯れ草の山は30分ほどで1メートルの高さに。参加した後藤彪吾さん(15)は「学校近くにこれだけの枯れ草があるとは気付かなかった」と話していた。
2015年(平成27年) 6月27日(土)付紙面より
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庄内総合高校(槇誠司校長、生徒282人)の「フランス料理教室」が25日、同校で開かれた。高校生が地元の食材を使ったフランス料理に挑戦し、プロの料理人の技を学んだ。
同校では、選択科目「フードデザイン」の一環で、15年以上前から外部からさまざまな専門家を招いて授業を実施している。今回は、「食の都庄内」親善大使で、酒田市中町二丁目のフランス料理店レストランロアジスでグランシェフを務める太田政宏さん(72)を講師に招き、2年生16人と3年生32人が学年ごと、太田さんのオリジナルレシピ「マダイとホタテのポワレ・ブールブランソース」「レタスとベーコンのスープ」の2皿に挑戦した。
初めに太田さんが生徒たちに手本を披露。「マッチ棒サイズに野菜をそろえて」「今回は、フライパンは事前に温めておき、具材を入れた時、ジュッと音がするように」などアドバイスを挟みながら流れるように作業を進め、あっという間に完成させた。
その後、生徒たちは、慣れない手つきながらも真剣なまなざしで作業を進めていた。いずれも3年生の本間愛梨さん(17)と阿蘇紗里亜さん(17)は「包丁さばきなど一つ一つの動作に職人技を感じた」「上品な味にできた。家族にも作ってあげたい」とそれぞれ話していた。