2016年(平成28年) 4月6日(水)付紙面より
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間もなく訪れる花見シーズンを前に、鶴岡市の桜の名所・鶴岡公園では花見ぼんぼりの取り付け作業が進められている。今年は約160基のぼんぼりが点灯され、夜桜を演出する。
花見ぼんぼりは鶴岡商工会議所が地元企業の協賛で桜の開花期に合わせて毎年設置している。協賛企業名や「桜まつり」「がんばろう東北」などの文字が入ったぼんぼりに約3メートルの支柱を組み合わせ、公園を囲むように取り付けられている。
作業は4日から始まった。悪天候から一転し好天に恵まれた5日は、委託を受けた市内の建設会社の作業員4人が午前8時ごろから作業を開始。作業員たちは地面に穴を掘ったり、ぼんぼりを支柱に取り付けたりと黙々と作業に取り組んでいた。作業員の一人は「もうすぐ桜も咲きそうなので急ピッチで作業を進めたい。ぼんぼりと相まって夜桜もきれいなのでみんなに見に来てほしい」と話していた。作業は6日ごろまで行われる予定。
同商工会議所によると、公園内にはぼんぼりに加えてつり下げ電球約150灯も点灯される。点灯は開花の状況を見ながら7日以降を予定。時間は午後5時半から同10時まで。