2016年(平成28年) 4月23日(土)付紙面より
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鶴岡南高校山添校(京谷伸一校長)の伝統行事「由良まで歩く会」が22日、鶴岡市の小真木原公園から同市由良まで約14・5キロのコースで行われ、1、2年生41人がゴールまでの完歩に挑戦した。
「歩く会」は困難に向かう心を養い達成感を味わうとともに、同校の一員としての自覚を養おうと20年以上前から行われている伝統行事。1年生が対象だったが、3年前からは2年生も加えて実施している。
午前9時の出発を前に、スタート地点の小真木原野球場前で出発式が行われ、兼子由香教頭が「水分補給をしっかりし、全員が自分の目標を持ってペースを守りながら歩き切ってほしい」とあいさつ。生徒を代表して2年生の川上莉奈さんが「絶好の歩く会日和。無事に歩き切れるように交通ルールを守って行動しよう」と呼び掛けた。
生徒たちは先導の先生に続き、友達と会話を弾ませながら同公園を出発。白山、下興屋、草井谷、神子沢隧道、油戸を通ってゴールの由良を目指して歩いた。
先頭チームを歩いていた2年生の佐藤知博さんは「昨年は楽しかったが大変だった。今年はペースを崩さずみんなで到着したい」と意気込みを語った。