2016年(平成28年) 5月8日(日)付紙面より
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庄内地方に田植えのシーズンが到来した。鶴岡市上清水のほ場では6日、残雪の鳥海山を背景に、地元の農家が田植え機で作業を進めていた。
近くの農業、伊藤正喜さん(48)方は6日が今年初めての田植えで、母と手伝いの知人の3人で作業を行った。伊藤さんは田植え機を操作しながら、この日だけで「つくばSD」の苗を計1・8ヘクタール分の田んぼに植えるという。
伊藤さんは「今回は5日に田植えをスタートさせる予定だったが、思っていたよりも風が強くて1日延ばした。4月は気温の上下があったものの日差しも多く、苗が順調に育ってくれた。雨が降っても作業はできるが、風が強いと苗が抜ける可能性がある。何とか9、10日ごろまで作業を終えたい」と話していた。