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2016年(平成28年) 6月17日(金)付紙面より

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高齢者へできることは

 鶴岡市立朝暘第一小学校(本間淳校長、児童582人)の3年生たちが15日、「高齢化社会」をテーマにした地域学習に取り組んだ。学区内の高齢化率や高齢者が抱える困り事などの現状を学び、「自分たちにできることは何か」を考えた。

 鶴岡市第一学区のコミセンや町内会、民生児童委員などで組織する子育て力アップ推進会議(会長・佐藤智志学区振興会長)が主催。子どもたちから、高齢化社会の地域で支え合い見守り合う大切さを知ってもらおうと昨年から始まった。

 この日はコミセンなどから10人が同校を訪問。3年生93人が参加した。

 前半は、佐藤会長から「学区内の人口は約1万人。このうち65歳以上は3100人。寝たきりとなると120人ほど。高齢者だけの世帯は全体の20%」などと第一学区内の高齢化の概要について説明を受けたほか、高齢者の健康問題、防災マップ作成など安全についての町内会の取り組みなどについて学習。

 後半では、3クラスに分かれて、高齢者のために自分ができそうなことを1人ずつ発案。「ごみ出し、雪かきを手伝ってあげる」「一緒に遊んであげる」などの意見が出た。

 佐藤愛桜ちゃん(9)は「朝、学校に行く時、おじいちゃんやおばあちゃんがあいさつしてくれる。まずは笑顔で話し掛けたり、あいさつすることから始めたい」と話していた。

 今日の授業のほか、学年を通じて地域の文化財探検、障害者との触れ合いなどにも取り組み、地域について理解を深めるという。

児童たちが身近な高齢者のために何ができるかを考えた
児童たちが身近な高齢者のために何ができるかを考えた



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