2016年(平成28年) 6月21日(火)付紙面より
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旬の味覚・サクランボをメーンにした「櫛引さくらんぼまつり」が19日、鶴岡市の産直あぐりをメーン会場に開かれ、観光客がサクランボ狩りなどのイベントを楽しんだ。
旧櫛引町時代から栽培が盛んな地域の特産・サクランボをPRしようと、産直あぐり、西片屋さくらんぼ振興会、櫛引観光協会の共催事業として2001年から開催しており今回で16回目。
この日は好天に恵まれ、午前中から大勢の家族連れが足を運んだ。メーン会場のあぐりと、西片屋地区の観光サクランボ園間が送迎バスで結ばれ、観光客が次々と乗り込んでサクランボ狩りへと向かった。このうち渡部農園(渡部眸代表)では、約30分でサクランボが食べ放題で提供され、親子連れが真っ赤に熟した実に手を伸ばしていた。
新潟市から妻と2人の子供の4人で来たという30代男性は「加茂水族館に向かう途中に見つけて立ち寄った。とても甘くて子供たちも喜んでいる」と笑顔で話していた。
このほか、あぐりでは○×クイズ大会が行われ、優勝者にサクランボがプレゼントされるなどにぎわっていた。