2016年(平成28年) 10月21日(金)付紙面より
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鶴岡市の城南幼稚園(須田正明園長)の年長児28人が、23日に行われる日本九重流鶴城清吟会(佐藤刀洲会長)の創立40周年記念吟詠大会に特別出演するため練習を積んでいる。19日は同会の役員を迎えてリハーサルをした。
伝統文化を受け継ぐきっかけにしていこうと、2010年から同会の協力でスタート。7年目を迎え、毎年年長児が吟詠する姿を見ていることから子どもたちも詩吟に耳慣れし、覚えも早いという。今年は9月から童詩「ももたろう」に挑戦してきた。
本番まで4日となった19日は、同会役員を迎えてステージ入場の場面から練習。一人一人名前が呼ばれて大きな声で返事をした後、「ももたろう」を吟詠。「にっぽんいちの ももたろう きはやさしくて ちからもち」などと独特の節を付けておなかから声を出した。
指導者から「大変元気が良くて素晴らしい。本番はお客さんがいっぱいいますが頑張って」と褒められ、子どもたちは「はい」と元気よく返事していた。
吟詠大会は市中央公民館で午前11時50分開演で行われる。
2016年(平成28年) 10月21日(金)付紙面より
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鶴岡市茅原の県立こころの医療センターで20日、一般にも開放した「こころの医療センターフェスティバル」が開かれ、ネイルアート体験や作業療法で利用者が作った作品の展示などで地域と交流を深めた。
昨年3月に移転・開院した同センターでは、地域との交流を深め、病院について知ってもらおうと昨年から同フェスティバルを開催。2階体育館などを会場に、模擬喫茶や健康チェックコーナー、利用者が療法として取り組んでいるネイルアートや「大人の塗り絵」、フットサル体験など参加・体験型のコーナーを設け、利用者も職員と一緒に接客や説明を担当した。
デイケアなどの作品展示では、刺し子の布巾や紙細工などの小物入れがあり、訪れた職員らが感心したように眺めていた。また、食品サンプルの中から普段の夕飯を選んで計測すると塩分摂取量などを分析するコーナーもあり、訪れた人たちが楽しみながら健康を考えていた。