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2016年(平成28年) 1月28日(木)付紙面より

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きょうだいや地域、友達の“絆”がテーマ 鶴南高山添校の冬季公演

 鶴岡南高校山添校総合文化部演劇班の冬季公演が30日、鶴岡市櫛引公民館多目的ホールで行われる。班員8人がきょうだいや地域、友達の“絆”をテーマに、地元の伝統芸能を生かした舞台を披露する。

 同校演劇班は2012年春に愛好会として発足。同好会を経て昨春、部に昇格した。本年度は演劇部、音楽部、美術部を統合した総合文化部として再スタート。現在は1、2年生8人が演劇班に所属し、鶴岡田川地区の3高校による合同公演や、定期公演などを行っている。

 今回上演する「絆」は、顧問の梅木範夫教諭が作った創作劇で、昨秋の県高校総合文化祭(酒田市希望ホール)で発表した。優秀な兄といつも比べられていた少年が、事故で伝統芸能・黒川能の舞台に立てなくなった兄と向かい合う姿が物語の中心。きょうだいや2人を見守る地域、友人たちの絆を描く。
 昨秋の県大会と一部キャストを入れ替え、授業で学ぶ黒川能をキャストが実際に舞い、謡も入れるなど、地域特性を生かした舞台をつくり上げる。

 演出担当の宮崎樹莉亜さん(2年)は「観客に楽しんでもらうには、自分たちが楽しまなければ。そうした雰囲気づくりに力を入れて舞台を成功させたい」、舞台監督の白幡拓海君(同)は「観客が笑い、泣いて面白いと思ってもらえれば。黒川能を舞台に取り入れるので、ぜひ地元の人たちから見に来てもらいたい」とそれぞれ話していた。

 当日は昼の部が午後2時開演、夜の部が同6時開演。入場無料。問い合わせは山添校の梅木先生=電0235(57)2100=へ。

公演を間近に控え、連日稽古に励む鶴岡南高山添校総合文化部演劇班のメンバー
公演を間近に控え、連日稽古に励む鶴岡南高山添校総合文化部演劇班のメンバー


2016年(平成28年) 1月28日(木)付紙面より

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利用する前にルールを作って

 インターネットを利用した犯罪やトラブルから子どもたちを守ろうと、鶴岡警察署(近藤好司署長)は24日、ネットの正しい利用を呼び掛ける広報啓発活動を三川町のイオンモール三川で実施した。「利用する前にルールを作って」などと呼び掛けた。

 子どもたちがスマートフォンなどを新たに入手する卒業入学シーズンを前に、ネット犯罪などに巻き込まれない社会づくりを推進しようと実施。

 この日は、同署のほか、高校生と大学生のボランティア、鶴岡地区少年補導員連絡会、県警本部から合わせて約120人が参加し、来店客を相手にチラシ配布やパネル展示などさまざまな広報活動を繰り広げた。

 このうち、羽黒高と東北公益文科大、山形大農学部のボランティアは寸劇で注意喚起。「無料のはずのアダルトサイトを利用したところ、登録料9万8000円を請求された。苦情の問い合わせをしたら、逆に脅されてしまい、登録料を工面する羽目になってしまった」などと失敗談風に紹介し、「事前に何の説明もなく、突然料金請求画面になるのはワンクリック詐欺。払う必要はないので無視するのが正解」と対処方法を呼び掛けた。このほか「フィルタリングは外さない」「個人情報は教えない」などと呼び掛ける内容の寸劇を披露した。

 同署の杉沼良次生活安全課長は「昨年中に鶴岡署に寄せられたインターネットに関わる相談は約20件。青少年のスマートフォンの保有率は9割以上というデータもあり、トラブルの性質上、表面化しにくい傾向を考慮すると寄せられた相談件数は氷山の一角と考える。利用する際はルールを守ってほしい」と話していた。

スマートフォンの注意点を呼び掛けた
スマートフォンの注意点を呼び掛けた



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