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2016年(平成28年) 2月12日(金)付紙面より

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鶴岡産漬物プロジェクト発表会 高校生の斬新レシピ

 鶴岡産漬物の普及などを目指す「鶴岡産漬物プロジェクト」の本年度の取り組み発表と試食会が10日、鶴岡市総合保健福祉センターにこ・ふるで行われた。つや姫の米ぬかを使って地元の漬物会社が試作したぬか漬けや、高校生が考案した漬物を使った斬新なレシピなど、新たな漬物の食べ方が提案された。

 漬物を通して地元野菜の調達から商品開発、消費拡大までの活用を図り、地域農業や製造業の活性化を図ろうと、つるおか農商工観連携総合推進協議会(会長・榎本政規市長)の呼び掛けで生産者や漬物会社、販売業者などでプロジェクトを立ち上げ、2014年度から3カ年事業として取り組んでいる。2年目の本年度は、原料の生産量増加、品質向上・販売戦略、消費量増加の3グループに分かれて活動。

 この日は、関係者約40人が参加。本年度の取り組み内容などが報告された後、試食会が行われた。試食で並んだのは、トマトやだだちゃ豆、ニンジン、温海カブ、宝谷カブなどを使ったぬか漬けなどのほか、高校生が考案した「漬物入りたこ焼き」「漬物入り肉まん」「かす漬け入りチーズケーキ」「漬物入り米粉お焼き」「酒かす漬け入りピザトースト」の5品。ぬかは、米ぬかの栄養素を残したまま、一般生菌や大腸菌などを殺菌処理し長期保存可能な「ハイブレフ」を使用。「食べられるぬか」でぬか漬けを作った。

 参加者はずらりと並んだ試食品を前に、カメラで撮るなどしながら皿に盛り付け。「食べられるぬかは手軽」「新しい組み合わせが楽しい」など良い反応を示していた。市内から参加した50代の女性は「ぬか漬けは健康食品とアピールすればとてもいいと思う。チーズケーキとかすは意外と合う。若いアイデアに驚いた」と話していた。

 漬物会社が試作した商品の一部は首都圏で販売される予定もあり、同プロジェクトは今後も商品化に向けて取り組んでいくという。

つや姫の米ぬかを使ったぬか漬けや、漬物を使った新しいレシピの料理を試食
つや姫の米ぬかを使ったぬか漬けや、漬物を使った新しいレシピの料理を試食


2016年(平成28年) 2月12日(金)付紙面より

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絵本やスタンプ押し楽しいね

 鶴岡市の鶴岡南高校山添校(柴田曜子校長)の生徒たちが10日、櫛引すこやかセンターで交流会を行い、くしびきデイサービスセンター(佐藤優所長)の利用者やくしびき保育園(遠藤照子園長)の園児たちと遊びを通して交流した。

 同校では地域交流活動として年間を通してボランティアを実施している。今回もその一環で、図書委員会(工藤美香委員長)と有志、鶴岡南高校通信制の生徒合わせて10人が参加した。

 くしびき保育園では、園児約60人と交流。園児たちと手遊びを楽しんだ後、山添校の生徒たちが大型絵本「はらぺこあおむし」を読み聞かせ。園児たちは目を輝かせて物語に聞き入っていた。製作「はんこぺったん」では8班に分かれてスタンプ遊び。1班に生徒1、2人、園児6、7人が集まり、好きなスタンプを台紙に押して楽しんだ。生徒たちは園児にスタンプの押し方を教えながら「何色にする?」「かっこよくできたね」と声を掛けていた。

 工藤委員長は「日頃接点がない年代との触れ合いの時間を頂けてうれしい。交流を通して人の温かさを感じることができた」と話していた。

生徒たちがスタンプ遊びなどを通して園児と交流を深めた
生徒たちがスタンプ遊びなどを通して園児と交流を深めた



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