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2016年(平成28年) 2月13日(土)付紙面より

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なし団子作り 酒田市山元「旧阿部家」で小正月行事

 酒田市山元の「旧阿部家」(市指定文化財)で11日、小正月行事が行われ、市内外の親子連れが「なし団子」作りなど伝統行事を体験した。

 旧阿部家は1690(元禄3)年に建てられた肝煎(きもいり)の住宅。小正月行事は地域住民による「旧阿部家の四季を楽しむ会」が伝統を継承しようと毎年この時期に開き、今年で31回目。市内外の親子連れ約30人が参加した。

 なし団子は五穀豊(ほう)穣(じょう)を願い、ミズキの木に紅白の餅を付けるもの。子供たちは土間で交代で餅をついた後、座敷に移動。一口大にちぎられた餅を丸めては、枝に花を咲かせるように一つ一つ付けた。

 南平田小の阿部未波さん(7)は「餅を丸めるのは少し難しかったけど、お母さんから教えてもらい、たくさん付けられてうれしかった」と話した。

 その後は屋外で、稲わらと豆殻の束を雪に立てて豊作を予祝する「雪中田植え」などを行い、雑煮で昼食。午後からは煎餅釣りなどの昔の遊び、かまくら参りなどを体験した。

 四季を楽しむ会の長谷部善也会長(90)は「昔の農作業はみんな手作業で、米の調製は1月いっぱいかかった。各家に米穀業者が直接買い付けにきた。そうして米を売らないと、正月を迎えられなかった」とかつての農村の暮らしを振り返った。

なし団子作りを体験する子供たち
なし団子作りを体験する子供たち


2016年(平成28年) 2月13日(土)付紙面より

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スキーに挑戦雪国満喫 沖縄・今帰仁村小学生が来庄

 酒田市と交流がある沖縄県今帰仁村の小学生が10日から3泊4日の日程で庄内を訪れている。11日は鶴岡市の羽黒山スキー場でスキーに挑戦し、雪国の楽しさを満喫した。

 両市村の交流は1978年にスタートした。現在は小学生を対象にした「ふれあい少年の翼」事業として、民泊などを通して互いの地域文化を学んでいる。26回目の今回は同村の小学生35人と引率者9人が来庄した。

 一行は10日夕、庄内空港に到着し、その日は酒田市内に宿泊。翌11日は羽黒山スキー場で丸一日、スキー教室が行われた。南国・沖縄の子供たちはほとんどがスキー初体験。準備体操の後、午前中は坂の上り方や滑り方、上手な転び方などの基本動作を学んだ。

 雪はやや硬めで滑りやすく、坂を上る途中で踏ん張りが利かなくなって後ろ向きに滑降する児童もいた。

 一行は12日に浜中小と交流し、酒田市内で民泊した後、13日に帰途に就く予定。

初体験のスキーに歓声を上げる今帰仁村の児童たち
初体験のスキーに歓声を上げる今帰仁村の児童たち



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