2016年(平成28年) 2月27日(土)付紙面より
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鶴岡市大塚町のみどり幼稚園(渡部靖園長、園児226人)で25日、庄内消費生活センターによる「消費生活出前講座」が行われ、園児がリサイクルマークや物を大切にすることを学んだ。
県消費生活センターが県内4地区で展開している消費生活出前講座で、本年度から幼児や小学生らを対象にした講座にも力を入れ始めたことから、みどり幼稚園が身の回りの物を大切にすることを学ぶ機会にと初めて企画した。同センターによると、幼稚園での出前講座は県内で初めてという。
この日は年中児85人が参加。県庄内総合支庁1階にある庄内消費生活センターから富樫由美消費者教育推進員が訪れ、初めに買い物を題材にした大型絵本を朗読。続いてペットボトルマークなどを示して子どもたちに質問。「分かる、分かる。ジュースについている」と言う子どもたちに「リサイクルしてもう1回使えるんだよ」と教えた。
最後にわがままなお姫さまが魔法をかけられて貧しい家の子となり、働くことやお金の大切さを学ぶアニメ「ホシガリ姫の大冒険」を観賞。お金をためることの大切さも学び、最後に富樫さんが「おうちでもちょっとずつお使いなどに行って、お金のことをお父さん、お母さんに教えてもらって」と呼び掛けた。
2016年(平成28年) 2月27日(土)付紙面より
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鶴岡市内にある保育園の合同卒園作品展「つるおかこども美術館」が26日、鶴岡市の鶴岡アートフォーラムで始まった。今春小学校に入学する園児たちによる、元気あふれる子どもの姿や保育園の思い出を伝える力作が並んでいる。展示は入場無料で28日まで。
幼い頃から芸術に触れる機会をつくることで鶴岡の文化振興につなげようと、鶴岡アートフォーラムと市教育委員会が今回初めて開催。市内の保育園に参加を呼び掛けたところ23園が参加し、合わせて441人が出品した。
会場には自画像をはじめとして、木の実拾いや浜辺の漂着物拾いなどの体験を通して制作した立体、自分のシルエットをかたどって作った等身大の平面作品、園児が共同で制作したコラージュ作品など、個性豊かな力作がずらりと並んだ。
初日の26日は、出品した園児たちが会場を訪れ、作品を鑑賞。他園の園児たちの作品を見て「うまいねー」「すごーい」などと感心する様子や、自分の作品を見つけて「あったー」と駆け寄り、出来栄えに満足そうな笑みを浮かべる様子が見られた。