2016年(平成28年) 4月19日(火)付紙面より
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鶴岡市立加茂水族館(奥泉和也館長)で先月28日に生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんの性別が「女の子」と判明した。同館は今月末まで赤ちゃんの名前を募集する。
赤ちゃんの父親はコロ、母親はマルコで、マルコは15頭目(死産を除く)の出産。昨年妊娠しなかったマルコは新水族館になってから初の出産だった。生まれた直後の赤ちゃんはクリーム色の体毛に包まれ、母親に寄り添って寝ている姿が来館者の人気を集めた。
名前の応募は、館内に設置している応募用紙に必要事項を記入し、応募箱に投入する。はがきやファクス、メールでの応募は受け付けない。締め切りは今月30日。集まった名前を奥泉館長や職員が選考し、5月2日に決定、発表する。名付け親には賞品としてアザラシの縫いぐるみが贈られる。
同館によると、赤ちゃんは今月25日から魚を食べる訓練を開始するという。問い合わせは加茂水族館=電0235(33)3036=へ。
2016年(平成28年) 4月19日(火)付紙面より
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第31回温海さくらマラソンが17日、鶴岡市の温海温泉林業センタースタート・ゴールで行われた。県内外から参加した1700人余りのランナーが雨の中、あつみ温泉街を駆け抜けた。
起伏に富んだ自然豊かなコースを生かし、温泉街の活性化につなげようと地域住民らが実行委員会(五十嵐正実実行委員長)を組織。桜が見頃を迎える時期に1986年から毎年開催している。
今大会は全国各地から1745人がエントリー。小学生を対象にした「つぼみコース(2キロ)」、中学生以上の「さくらコース(5キロ)」、高校生以上の「あかかぶコース(10キロ)」、満18歳以上の「ジャイアントコース(30キロ)」の4コースを用意した。
この日は、小雨が降るあいにくの天候。選手たちは額に雨粒を受けながら、ちょうど見頃の桜を仰ぐ温海川沿いのコースを疾走した。懸命に走るランナーに沿道からは声援が送られた。
2キロのコースに出場した鈴木姫花さん(9)は「お母さんと一緒に出場して今年で3回目。雨のレースはきつかったけど目標のタイムに届いた。5キロのコースに出場するお母さんにも頑張ってもらいたい」と話していた。