2016年(平成28年) 4月30日(土)付紙面より
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三川町の各地で菜の花が見頃を迎え、一面に広がる鮮やかな黄色の花が人々を楽しませている。来月5日には同町横山の「いろり火の里」をメーン会場に菜の花まつりが開かれる。
町内の菜の花は、例年よりも1週間から10日ほど早い10日ごろに咲き始め、今週に入って一気に開花。27日にはほぼ満開となり見頃を迎えた。町内には菜の花まつりの写真撮影会場となる横山地区の温泉施設「なの花温泉田田」東側に位置する約60アールの花畑をはじめ、猪子地区と押切地区を結ぶ両田川橋周辺の赤川右岸、押切下町など各地に見頃を迎えた菜の花畑が広がり、鮮やかな黄色の花が訪れた人々を楽しませている。
今年で34回目を迎える菜の花まつりは実行委員会が町の花・菜の花を広くPRしようと毎年開催している。恒例の「写真撮影会」をはじめ、菜の花写真コンテスト、子ども用のかすりの着物の貸し出し「菜の花むちゅめ大集合」、田んぼで遊ぶ「ウオーターバルーン」、菜の花DANCEフェスタ、山形物産展、ご当地キャラクターとの駆けっこなどさまざまなイベントが繰り広げられる。
時間は午前9時半から午後3時まで。問い合わせは町観光協会内実行委員会=電0235(66)4656=へ。
2016年(平成28年) 4月30日(土)付紙面より
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酒田市升田の「玉簾(たますだれ)の滝」で28日、夜間のライトアップが始まり、カップルなどが訪れ、幻想的な雰囲気に浸っている。5月5日まで毎晩行われる。
玉簾の滝は約1200年前に、弘法大師が神のお告げで見つけ命名したと伝えられる。幅約5メートル、落差約63メートル。落ち口から垂直に落ちる「直瀑(ばく)」としては県内随一の規模を誇る。
ライトアップは、升田自治会(池田善幸会長)が毎年、5月のゴールデンウイークと8月のお盆期間、地域の魅力をアピールしようと実施している。
初日のこの日は日没とともに、4基の大型ライトが点灯。新緑の中にとうとうと流れ落ちる滝を照らし出した。小雨が降る中、傘を手にしたカップルや行楽客が次々に訪れ、幻想的な光景に息をのむように見入っていた。ライトアップは5日まで毎日、日没から午後10時ごろまで行われる。