2016年(平成28年) 5月4日(水)付紙面より
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鶴岡市本町二丁目の南銀座通りで、街路樹のハナミズキが見頃となり、商店街が華やいだ雰囲気に包まれている。
ハナミズキは、北アメリカ原産の落葉高木で、4―5月に花をつける。花びらのように見えるのは苞(ほう)と呼ばれる葉で、苞の中心の丸く集まった部分が実際の花。日本のヤマボウシと似ていることから、正式な和名はアメリカヤマボウシ。
20年ほど前に南銀座通りの歩道拡張工事の際、地元商店街の要望もあって植えられた。通りの約300メートル区間の両脇に、ピンクと白の木が交互に計42本植栽されている。
先月下旬に咲き始め、大型連休に合わせるかのように街路樹全体がきれいに咲きそろった。3日は初夏のまぶしい陽光を受け、商店街全体がさらに明るさを増し、連休の行楽で訪れた県外ナンバーのドライバーらの目を楽しませていた。
2016年(平成28年) 5月4日(水)付紙面より
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鶴岡市馬町にある鶴岡市自然学習交流館「ほとりあ」(遠見昌圀館長)で3日、周辺の水路に生息する生物を観察するイベント「いきものみっけ」が開かれた。子どもたちが網で捕まえたタナゴやスジエビに歓声を上げた。
5月の連休中に開催している恒例のイベント。今回は、小学校の児童14人が参加した。
初めに、ほとりあスタッフらが水路に入り、生き物を追い立てて網で捕獲。タイリクバラタナゴやフナ、メダカなどが次々と水から上げられると、子どもたちは、「いたー!」「動いてる!」「ちょうだい!」と歓声。「魚たちがやけどしないように直接触らないで」との注意を受けて観察した。