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2016年(平成28年) 6月1日(水)付紙面より

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足場組み立てやポーチ作り 地元職業体験会ワクワク・ワーク

 地元企業と行政機関が連携した高校生向けの職業体験会「ワクワク・ワーク」が31日、鶴岡市の羽黒高校(牧静雄校長)で開かれ、同校1年生267人が建設や飲食、病院、製造などさまざまな職業を体験した。

 体験会は鶴岡、酒田両市の起業家3人で2013年に結成した「あきんどなまか」(菅亮太代表)が主催。地元企業の魅力や地元の情報を伝え、庄内の若者定着と人口増加を目指し、13年から開催。今回で9回目、同校では4回目の開催で、特進科・国際科の参加は今回初めて。

 この日は庄内各地の建設、飲食店、美容室、花屋、警察、介護、看護、縫製など28団体が参加。生徒たちは10人ほどのグループをつくり、2種の職業を体験した。

 このうち、有賀組(同市友江)のブースでは、足場の組み立てを体験。生徒たちは安全帯を着けて足場に上り、「しっかりとはめ込んで」などと教わりながら手すりや筋かいを取り付けた。また、今回初参加の共栄(同市宝田一丁目)ではミシンを使ったポーチ作りに挑戦。生徒たちは慣れないミシンに戸惑いながらも丁寧に布を縫い合わせ、ひもを通して完成させた。

 足場の組み立てをした佐藤由基さん(15)は「現在は機械の勉強をしていて道は違うが、建設にも興味が湧いた」、ポーチ作りをした渡部倫さん(15)は「縫製の仕事に興味があったので参加できて良かった」とそれぞれ話していた。

 菅代表は「今回の体験会を来年のインターンシップにつなげてもらえれば。向き不向きの気付きが大切なので広く浅くいろいろ見てほしい」と話していた。

足場の組み立てを体験する羽黒高校の生徒たち
足場の組み立てを体験する羽黒高校の生徒たち


2016年(平成28年) 6月1日(水)付紙面より

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少年少女発明クラブ 車解体体験に笑顔

 鶴岡と三川の少年少女発明クラブの小学生たちが28日、鶴岡市寺田の山形県自動車販売店リサイクルセンター庄内事業所で、自動車の解体を体験した。ドライバーやラチェットレンチを使ってボンネットやドアなどを取り外し、ものづくりの楽しさに触れた。

 鶴岡少年少女発明クラブでは、地元企業から自動車の提供などで協力を得て、約10年前から解体体験を実施。クラブ間の交流を図ろうと、昨年に続いて三川の発明クラブも加わり、両クラブから合わせて30人が参加した。

 児童たちは、社員からアドバイスを受けながら、解体用として用意された3台の目につくねじやナットから次々と取り外した。ボンネットやバンパーなどの外装が取り外され、内部があらわになると「やった外れた」と笑顔。

 このほか、社員によるエンジンの取り外しも行われ、児童は「大きい」「何キロくらいあるの」などと質問しながら、興味深そうにエンジンを観察していた。

 三川発明クラブの榎本洸星君(11)は「エンジンがボルト4本で固定されていると教えてもらった。10本くらいかと思っていたのでびっくり。将来は車を造る仕事に就きたい」と話していた。

発明クラブの子どもたちが自動車の解体に取り組んだ
発明クラブの子どもたちが自動車の解体に取り組んだ



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