2016年(平成28年) 9月4日(日)付紙面より
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第30回庄内地区高校演劇合同発表会が3日、鶴岡市中央公民館で行われ、庄内地区の5校の演劇部などの生徒たちがこれまでの練習の成果を発表した。
合同発表会は、演劇の上演を通して高校生としての豊かな情操を育てようと田川地区高校文化連盟演劇専門部と田川地区高校演劇協議会が毎年この時期に開催している。今年は庄内農業高映画演劇部、酒田西高演劇部、鶴岡中央高演劇部、鶴岡南高山添校総合文化部演劇班、酒田東高演劇部の5校が参加。演目は、庄内農業が「心ウツロウ、空ノロウ」、酒田西が「演劇部やめていいですか」、鶴岡中央が「三月記?サンゲツキ?」、山添が「オレたちの夢」、酒田東が「ロミオは泣かない」。
生徒たちはそれぞれ1時間の上演時間の中で、これまでの練習の成果を堂々と発表。高校生らしい若さあふれるフレッシュな演劇を披露し、観客を魅了した。各学校の発表が終わるたび、訪れた友人や家族たちからは大きな拍手が送られた。
2016年(平成28年) 9月4日(日)付紙面より
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今年で24回目を迎えた遊佐町の「奥の細道鳥海ツーデーマーチ」が3日、町内一帯で開幕した。4日までの2日間、全国各地から参加したウオーカーが自らの体力に合わせ、遊佐の大自然を満喫しながら歩く。初日は5コースに昨年より125人多い1839人がエントリーした。
「聴こう! 山の囁(ささや)き 波の高鳴り 大地の鼓動」をテーマに、町内の自然に浸りながら全国のウオーカーたちと交流することで、町民の健康増進に役立てようと、町、日本ウオーキング協会などが1993年から毎年この時期に開催している。
初日は、いずれも町民体育館前広場を発着する40キロ(参加者177人)、20キロ(同382人)、10キロ(同684人)、5キロ(同501人)、1キロ(同95人)の5コース。サーキット場に花を添える「レースクイーン」の頂点「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー14―15」に輝いた同町出身の早瀬あやさん(22)=鳥海2236ゆざ親善大使、東京都在住=はじめ参加者は次々と出発ゲートをくぐってスタートした。
日差しは強いものの、心地よい風が吹く中、参加者は黄金色に色づき始めた田園、陽光を浴びて輝く日本海、道端に咲く草花に初秋の気配を感じながら、自らの体力に合わせ歩いていた。
2日目は30、20、10、5キロの4コースで、2日間延べ約3000人が遊佐の大自然と触れ合う。