2017年(平成29年) 1月14日(土)付紙面より
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三川町の東郷小学校(佐藤俊明校長、児童119人)で13日、伝統の凧(たこ)作りが行われた。児童の祖父母を中心に地域のお年寄りが学校を訪問し、児童と共に庄内凧を作った。
同校の凧作りは地域の伝統を継承するとともに世代間交流を図り、地域を愛する心を育てようと毎年この時期に行われている伝統行事。
今年も5、6年生が大凧、3、4年生が中凧を制作。子どもたちは、正月休み中に家族と一緒に富士山やえと、アニメ・ゲームのキャラクターの凧絵を描いたり、休み明けには授業の一環で凧絵の裏に竹ひごを張ったりとこの日に向けて準備を進めてきた。
この日は児童の保護者や祖父母、地域の老人クラブメンバーなど約70人が同校を訪問。児童たちは祖父母らに手伝ってもらいながら凧に糸を結び、張りを付ける作業に取り組んだ。
制作した凧は来月2日、同校グラウンドや学校付近で揚げる予定。