2017年(平成29年) 1月19日(木)付紙面より
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鶴岡市の大宝幼稚園(三浦洋介園長、園児113人)の園児が17日、交流をしている同市の兄弟都市である鹿児島市の和光幼稚園(川口公男園長)に園庭の新雪を詰めて送る作業をした。
両園の交流は、9年前に当時朝二小校長だった三浦園長が姉妹校の鹿児島・大瀧小を訪問した際に大瀧小校長が川口園長だったのがきっかけ。2人の交流が続く中で幼稚園でも交流し子どもたちに広く大きな心を育てたいと、3年前から桜島大根を送ってもらうなど交流を深めている。
4年目となる今年も和光幼稚園の園児たちに雪国を体験してもらおうと企画。この日は全園児が園庭に出て、前日にイラストを描いた発泡スチロールの箱に雪を詰める作業。ちょうど雪が降りだす中、新雪でふかふかの園庭でそれぞれが一塊ずつふんわりと雪をすくい、3箱に入れていった。
三浦園長は「心を込めて送った雪が鹿児島で喜ばれ、喜ぶ姿を教えてもらうことで感動の輪、日本は広いということを感じるきっかけになれば」と話している。
雪上で全員で撮った写真なども入れてクール便で発送した。