2017年(平成29年) 1月27日(金)付紙面より
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鶴岡市京田の高齢者でつくる京田地区鶴亀老人クラブ(佐藤年繁会長)と、地元の京田小学校(布川敦校長、児童84人)の児童との交流会が26日、同校で行われ、昔の遊びを通して交流を深めた。
同校と同老人クラブは、2007年から毎年この時期に昔遊び交流会を開いているほか、花の苗植えやグラウンドゴルフなども行い、年間を通して交流している。今回は同地区の75―93歳のお年寄り24人と、1、2年生の児童29人が参加した。
初めに、佐藤会長が「われわれはこたつに入っている人ばかり。今日は、元気な皆さんから鍛えてもらいたい」などとあいさつ。その後、児童たちはお年寄りと一緒に、けん玉や、おはじき、かるた、こま回し、あや取り、羽根突きなど思い思いの遊びに興じ、お手玉やこま回しでは、お年寄りたちの妙技に「すごい」「うまい」と歓声を上げた。1年生の小野留誠君(7)は「お手玉を3つもできるなんてすごい。教えてもらって上手になりたい」、佐藤清女さん(80)は「昔を思い出す。子どもたちから元気をもらった」とそれぞれ話していた。