2017年(平成29年) 3月25日(土)付紙面より
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鶴岡シルクをPRする企画展「つるおか絹物語」が23日、庄内空港ビルで始まった。鶴岡シルクで作られたウエディングドレスやキビソ製品が紹介され、空港利用者を楽しませている。
庄内空港利用者に鶴岡中央高校の鶴岡シルク研究と、新素材であるキビソを活用したkibiso製品の紹介を通じて伝統ある鶴岡シルクを広くPRしようと、鶴岡シルクタウンプロジェクトが主催した。
空港ビル1階到着ロビーと2階出発ロビーを会場に、鶴岡中央高総合学科家政科学系列の生徒が制作したオリジナルドレス13点と繭玉で作ったクラゲストラップ、国際交流系列の生徒が取り組んだ鶴岡シルクの研究紹介、鶴岡織物工業協同組合によるkibiso製品約100点を展示。華やかなドレスや深い味わいのキビソのタペストリーなどが並び、訪れた人たちはじっくりと眺めていた。
担当者は「鶴岡の近代化の礎を築いてきたシルクに触れてもらえれば」と話している。展示は4月2日(日)まで。