2017年(平成29年) 10月26日(木)付紙面より
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鶴岡市田麦俣にある国土交通省酒田河川国道事務所中台除雪ステーションで25日、国道112号月山道路の除雪車出動式が行われた。豪雪地帯を通る月山道路の冬季安全に向け、備えが始まった。
酒田、山形の両河川国道事務所は、上名川、中台、湯殿山、月山沢、寒河江の計5カ所に除雪ステーションを設け、冬期間は月山道路約30・9キロ区間で除雪作業に当たる。今シーズンも酒田、山形側合わせて85人のオペレーターが24時間体制で降雪に備える。
この日は両事務所や鶴岡市、西川町などの関係者合わせて約80人が出席。初めに安全祈願祭を行い、神事で今期の除雪作業の安全を祈願した。
続いて行われた出動式では、長年除雪に当たっている請負業者のオペレーターなど12人を除雪十字功労者として表彰。業者代表による安全の誓いの後、オペレーターたちが5台の除雪車両に乗り込み、降雪前の月山道路をデモンストレーション走行した。
一方、NEXCO東日本鶴岡管理事務所でも同日、除雪作業車の出動式と雪氷作業の安全祈願祭が行われた。