2017年(平成29年) 9月23日(土)付紙面より
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鶴岡市の新文化会館「荘銀タクト鶴岡」のグランドオープンを飾るこけら落とし公演が、NHK交響楽団による公演に決まった。来年3月18日(日)、ソリストのピアノに仲道郁代さんを迎え、モーツァルトやブラームスの作品を演奏する。市はグランドオープンから1年間を開館記念の「オープニングイヤー」と位置付け、多様なジャンルの自主公演を企画しており、5月には劇団四季のミュージカル、7月には松竹大歌舞伎の公演が行われる。
荘銀タクト鶴岡の大ホールは「生の音の響き」を重視したホールとなっており、国内最高峰の交響楽団の演奏でホールの響きに触れてもらおうと、市が働き掛けてきた。
こけら落とし公演では、尾高忠明さんを指揮者に、仲道さんがソリストとして加わり、モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番ニ短調K・466」、ブラームス「交響曲第1番ハ短調作品68」などの演奏が予定されている。
劇団四季の公演は、同劇団が今年の創立65周年を記念して制作したミュージカルで、全国公演の一つとして5月6日(日)に開催。松竹大歌舞伎公演は7月16日(月)にあり、「中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露」の公演を予定。8月25日(土)には海上自衛隊東京音楽隊の公演も開催される。
具体的な公演内容、チケットの販売方法、販売日などは決まり次第、市の広報やホームページなどで周知する。このほかにも、オープニングイヤーの企画として多様な公演を予定している。
2017年(平成29年) 9月23日(土)付紙面より
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鶴岡東高校吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクール第60回東北大会(9日、仙台市)の高校小編成の部で金賞を受賞し、10月15日に宇都宮市で開かれる東日本学校吹奏楽大会に初出場する。
21日は齋藤哲校長と顧問の森木茂教諭、庄司和希部長の3人が榎本政規市長を表敬訪問した。
高校小編成の部は30人以内で演奏する部門で、東日本大会が最高大会に当たる。東北代表は同校と福島県の2校。
榎本市長は「東日本大会で優秀な成績を収め、良い報告があることを楽しみにしている」と激励した。
森木教諭は「こつこつと頑張って練習していた成果が表れた。東日本学校吹奏楽大会は自分たちの最高のものを披露する場になると思う」と述べ、庄司部長は「昨年の銀賞を超えるという目標を達成し、念願の東日本学校吹奏楽大会が決まった時は安心した。出るからには金賞を取って審査員の先生や観客の皆さんの心に訴える演奏をしたい」と意気込みを語った。