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2017年(平成29年) 9月29日(金)付紙面より

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狂言の基本動作体験、鑑賞も 酒田の小学5年生がワークショップ

 和泉流野村万蔵家一門の「萬(よろず)狂言」による「狂言体験ワークショップ」が26―28の3日間、酒田市の松山城址館で開かれ、市内の全22小学校の5年生約800人が、舞台での基本動作体験や代表的演目の鑑賞などで伝統芸能に親しんだ。

 市教育委員会が2015年度、「松山能」(県指定無形民俗文化財)が伝わる松山地域の小学校を対象に始め、昨年度からは市内の全小学校の5年生に対象を拡大して続けている。3年目の今年は1日2回ずつ、3日間で計6回のワークショップに797人が参加。

 2日目の27日午前は、琢成、広野、黒森、一條、八幡の5校の計110人が参加。野村一門の狂言師・河野佑紀さんが講師となり、「狂言は約650年前の室町時代に生まれた。当時から全く変わっていない」など歴史を聞いた後、「ズカズカズカッ」と自ら擬音を発しながらのこぎりで木を切る動作などを披露した。その後、代表の児童25人が舞台に上がり、正座のあいさつ、すり足、笑い、しゃがんでチョコチョコと前進するキノコの霊の歩き方などを体験、会場は笑いに包まれた。

 八幡小の池田鷹介君(11)は「キノコの歩き方が面白かった。650年もよく伝わってきたと思った」と話した。 

 その後、一門の野村万之丞さん、清水宗治さんの2人が加わり、狂言「附子(ぶす)」を披露した。

河野さん(右)の指導で狂言の動作などを体験する子どもたち=27日午前
河野さん(右)の指導で狂言の動作などを体験する子どもたち=27日午前


2017年(平成29年) 9月29日(金)付紙面より

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庄内町で交通安全キャンペーン

 庄内警察署(塚本憲明署長)と庄内地区交通安全協会(鈴木重良会長)などは27日夕、庄内町余目のAコープあまるめで交通安全キャンペーンを実施、買い物客に夜光反射材などを配布し事故防止を呼び掛けた。

 30日まで展開中の「秋の交通安全県民運動」の活動の一環として庄内安協と同署、庄内地区地域交通安全活動推進委員協議会(本田克幸会長)が、特に薄暮時から夜間にかけての交通事故を一件でも減らそうと企画した。

 この日は余目地域在住の安協役員と地交推委員、署員計18人が参加。夜光反射材のキーホルダーと安全運転のポイントなどを記載したチラシを用意し、買い物客でにぎわう午後4時から約1時間にわたって繰り広げた。

 参加者が手にした「しっかり止まって はっきり確認」などと書かれたのぼり旗が風になびく中、買い物客に対して「交通事故に気を付けて」「ゆとりを持った運転を」と語り掛けながらキーホルダーなどを配布。受け取った人は「気を付けます」と気を引き締めていた。

 28日夕には立川地域在住の役員らが参加し、同町狩川のAコープたちかわでも実施。

夜光反射材などを配布し交通安全を呼び掛け=27日、Aコープあまるめ
夜光反射材などを配布し交通安全を呼び掛け=27日、Aコープあまるめ



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