2018年(平成30年) 1月25日(木)付紙面より
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庄内総合高校の生徒たちによる作品を紹介する特別展「庄内総合高校芸術展」が、庄内町の内藤秀因水彩画記念館で開かれている。高校生ならではの視点で作られた若さあふれる作品が、訪れた人たちを楽しませている。
町内にある同校の取り組みとその生徒による作品を広く紹介する場として同記念館が毎年開催。今年は同校美術部・書華道部による作品と、美術の授業で制作された作品148点が紹介されている。
会場には高校生のパワフルな作品がずらり。地域住民から依頼されて描いたふすま絵「柳川美鳥図」や版画で描かれた自画像、彫刻「アゴの焼き干し」、紙粘土で作られたお菓子をはじめ、写真や書、プロモーションビデオ、油絵などを紹介。自画像は「誰もがホレてしまう16歳」「今はまだ15歳」「ガッツな15歳」「一発勝負だ16歳!!」「不安定な16歳」など高校生らしいユニークなタイトルが付けられ、会場を訪れた人たちは一点一点の前で足を止めてじっくりと楽しんでいた。
同記念館では「楽しんで作ったのが伝わってくる作品ばかり。楽しむことの大切さを思い出させてくれる展示」と話している。展示は28日(日)まで。