2018年(平成30年) 2月13日(火)付紙面より
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ロンドン、リオデジャネイロ両五輪に出場したウエートリフティング女子の八木かなえ選手(25)=アルソック=が、11、12の両日、鶴岡市羽黒体育館で行われた本県女子選手特別強化練習に参加した。選手たちは八木さんと共に練習に励み、プロの技を見て技術を磨いた。
2020年の東京オリンピックへの本県選手の出場を目指して選手強化を狙いに公益財団法人県体育協会(会長・吉村美栄子知事)が主催した。
初日の11日は、本県選手4人を含む女子スポーツ選手8人が参加し、スクワットやデッドリフトなど基礎練習を行った。八木選手は共に練習しながら、選手たちのフォームを確認し、「上半身がぶれないようにしっかり固定して」などと指導。選手たちは八木選手の言葉を真剣に聞いていた。
八木選手は「みんなの学ぼうとする意欲が感じられた。練習はもちろん、自分の姿を見て何か学び取ってもらえれば」、教えを受けた高橋凜さん(17)=羽黒高校2年=は「上体のぶれなど自分の悪いところを指摘してもらって修正できた。プロはやっぱり切れが違う。今回の練習を今後に生かしたい」とそれぞれ話していた。