2018年(平成30年) 3月23日(金)付紙面より
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鶴岡商工会議所主催の「新入社員教育セミナー」が22、23の両日、鶴岡市勤労者会館で行われ、今春から新社会人となる男女を中心に50人がビジネスマナーや職場でのコミュニケーションの大切さを学んでいる。
社会人としての心構えやマナー、電話応対や応接の基本などを身に付け、新生活のスタートに役立ててもらうもので、鶴岡市、鶴岡法人会、鶴岡地区雇用対策協議会が共催。同市に事業所がある製造業やサービス業などに入社予定者や入社後1年ほどの18歳から29歳の男性32人、女性18人が参加した。
初日の22日は、鶴岡市商工観光部商工専門員による市勢要覧を基にした働く地域を知ってもらう内容の講話の後、NKS能力開発センター専任講師の福田昌晏さんによるビジネスマナー研修が行われた。このうち「基本編」では、福田さんが学生と社会人の違いや身だしなみ、正しい言葉遣いなどを説明するとともに、上司や同僚との職場コミュニケーションの大切さを解説。参加者同士が自己紹介しながら互いの「共通点探し」を体験した。参加者たちは「私は温泉が好き」「学校はどこですか」「好きな食べ物は」などと聞き合い、福田さんは「会話すればするほど仲良くなる。話題をつくること、表情などの言葉以外のコミュニケーションも大切」などとアドバイスしていた。