2018年(平成30年) 4月4日(水)付紙面より
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鶴岡市の桜の名所・鶴岡公園で3日、夜桜を演出する花見ぼんぼりの設置作業が始まった。市によると同日午前の段階では平年より1週間ほど早い5、6日ごろの開花予想となっており、ぼんぼりのほかにも清掃や屋台設置など花見準備で公園内は慌ただしくなっている。
ぼんぼりは鶴岡商工会議所が地元企業の協賛で桜の開花期に合わせて毎年設置。今年は、協賛企業名や「桜まつり」などの文字が入ったぼんぼりに約3メートルの支柱を組み合わせて166基を設置する。
設置作業初日の3日は、少し汗ばむほどの陽気。委託を受けた市内の建設会社の作業員5人が地面に穴を掘ったり、ぼんぼりと支柱を固定したりと汗を流した。作業員の大瀧正敏さん(67)=同市越沢=は「今年は雪で大変と思ったら、今度は熱中症に気を付けながらの作業。ぼんぼりを設置するといよいよ春という感じ」と話していた。
同商工会議所によると、5日までに設置し、点灯は6日以降。点灯時間は午後5時半から同10時まで。