2018年(平成30年) 4月6日(金)付紙面より
ツイート
第11回鶴岡市民写真展が5日から、鶴岡市の鶴岡アートフォーラムで始まった。入賞、準入賞、入選の計222点を展示、風景やスナップなどそれぞれの視点で切りとった力作が並んでいる。展示は15日(日)まで。
市内の写真愛好家たちが実行委員会(齋藤勝元委員長)を組織し、2008年から毎年開催している市民公募展。今回は「風景」「祭り・伝統文化」「スナップ」「生きもの」「鶴岡の食」「花」の6部門と、テーマ自由の学生部門で募集。9歳から94歳までの262人から合わせて767点の出品があった。プロカメラマンの八尾坂弘喜さん(同市小真木原町)を審査委員長に、構図や色調、物語性、テーマとの整合性などを基準に審査し、入賞35点、準入賞40点、入選147点を決めた。
最高賞の鶴岡市長賞には同市道形町、須藤漁太さん(41)の作品「空を辿る道」が選ばれ、荘内日報社賞は同市新海町の上野玲子さん(75)の作品「あっとんだ!」が決まった。
会場には、庄内地方を中心にした美しい四季折々の風景、祭りの様子や伝統文化を受け継ぐ人たちの姿、家族やペットのかわいらしいスナップ、色鮮やかな花々、学生たちの感性あふれる力作など多彩な作品が並び、訪れた人たちは一点一点じっくりと見入っていた。
14日(土)午後1時半から鶴岡アートフォーラムで表彰式が行われる。