2018年(平成30年) 8月12日(日)付紙面より
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お盆休みを古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが11日、ピークを迎えた。庄内地方のJR各駅では大きな荷物を手にした帰省客で混み合い、出迎えの家族との再会を喜ぶ姿が見られた。
JR東日本によると、お盆期間(10―18日)の帰省ラッシュとなる下りのピークは11日。同日午前8時22分新潟発秋田行きのいなほ1号は新潟駅発車時点で乗車率140%となった。
この日午前11時25分ごろ、臨時列車のいなほ81号が鶴岡駅に到着すると、スーツケースや土産を手にした家族連れらが次々とホームに降り立った。改札では祖父母や家族が出迎え「お帰り」と笑顔で再会を喜んでいた。
埼玉県から母親の実家のある鶴岡市へ家族で帰省した永沼杏花さん(13)、佑之丞君(11)、琉香さん(7)は「おじいちゃんと野球をするのが楽しみ」「オセロにプールに観光もしたい」と笑顔で話していた。
一方、空の便は12日の全日空東京発庄内行きが午前6時55分発の第1便を除いて3便とも満席。
UターンラッシュはJR東日本によると15日がピークとなる見込み。全日空によると、庄内空港発東京行きも15―17日まで全便満席となっている。