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2018年(平成30年) 11月28日(水)付紙面より

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地域の担い手さらに活躍期待

 地域活性化に寄与する若者を顕彰する「輝けやまがた若者大賞」の賞状授与式が26日、県庁で行われた。本年度は県内の4団体1個人が受賞。庄内関係では東北公益文科大(酒田市)の学生有志でつくる「酒田おもてなし隊」が選ばれ、隊長の原田翔晟さん(2年)と副隊長の佐々木幾久子さん(同)が吉村美栄子知事から表彰状と記念品を受け取った。

 同賞は、さまざまな分野で若者が活躍できる風土づくりの推進に資することを目的に、県が2011年度に設立した。今回は6月13日から7月31日まで県内から候補者を募集し、市町村や商工会などから4団体2個人の推薦があった。10月中旬に県が審査し受賞者を決めた。

 「酒田おもてなし隊」は2014年の山形デスティネーションキャンペーン(DC)を学生の力で盛り上げようと設立。翌15年からはJRと連携してイベント「駅からハイキング」を企画し、学生がボランティアガイドとして庄内各地を中心に観光案内するなど参加者に山形の魅力を伝える活動を展開している。また、酒田駅で観光列車到着・出発の際には出迎えや見送りを行い、市民の口コミ情報を集めた観光客向け飲食店マップを作成するなど多方面で活動している。

 授与式で各受賞者が表彰状と記念品を受け取った後、吉村知事が「皆さんは若者らしい発想と行動力で地域を元気にする活動を繰り広げている。今後も若者グループの手本として積極的に動き、地域の担い手としてますますの活躍を願う」と祝辞を述べた。

 その後の懇談で、原田さんは「『駅からハイキング』は多い時で年間8回開催しておりリピーターが9割以上。また、近年は酒田港への外航クルーズ船寄港に合わせ、外国人客向けに英語で観光案内を実施した」と活動内容を説明。「今後はインバウンドも視野に入れつつ、来年の新潟・庄内DCをきっかけに広域的な活動を展開したい」と抱負を語った。

表彰状を受け取る「酒田おもてなし隊」隊長の原田さん(中央)。右は副隊長の佐々木さん
表彰状を受け取る「酒田おもてなし隊」隊長の原田さん(中央)。右は副隊長の佐々木さん



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