文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2018年(平成30年) 12月22日(土)付紙面より

ツイート

JR新潟駅 全列車同一ホーム乗り換えへ

 JR新潟駅での羽越本線特急いなほと上越新幹線の同一ホーム乗り換えが、来年3月のダイヤ改正に合わせ、全ての定期列車に拡大されることになった。いなほの上下7往復14本のうち、現行は上り5本、下り6本が同一ホームでの平面移動による乗り換えとなっており、JR東日本はこれを全14本に拡大する。羽越本線と上越新幹線を乗り継いで首都圏と行き来する利便性がさらに向上し、交流拡大による庄内地域の観光振興に弾みがつく。

 JR東日本新潟支社が14日に発表したもので、来年3月16日(土)のダイヤ改正に伴い実施される。ダイヤ改正では併せて、上越新幹線の一部に「E7系」の新車両を導入する。E7系は北陸新幹線で使用されている車両で、上越新幹線の新潟―東京間の「とき」では4往復を運行。このうち上りのいなほ2、10、12号、下りの5、9号が接続するときがE7系となる。

 新潟駅でのいなほと上越新幹線の同一ホーム乗り換えは、同駅周辺の連続立体交差事業による在来線高架化に伴うもの。在来線ホームを新幹線ホームと同じ高さにした上で、特急いなほが止まる5番線と新幹線の11番線が同一ホームとなり、今年4月15日から平面移動での乗り換えが可能となった。利用者からは「階段を使わずに乗り換えができ、とても楽になった」といった声が上がり、利便性が高まった。

 いなほと同一ホームとなる新幹線の11番線は12両編成までの乗り入れのため、現行の乗り継ぎが16両編成の新幹線の場合は階段移動が必要となっている。3月のダイヤ改正による12両編成の新車両E7系の導入に合わせ、いなほの全14本の同一ホーム乗り換えが実現する。

 新潟県と庄内地域を対象にした大型観光キャンペーン「新潟県・庄内デスティネーションキャンペーン(DC)」が来年10―12月に本番を迎える。これを前に、特急いなほの全定期列車が上越新幹線と同一ホーム乗り換えで一体化する形となり、利便性のさらなる向上により首都圏からの誘客促進が期待される。

特急いなほ(左)と上越新幹線(右)が、自動改札機を介して平面移動で乗り換えできる。来年3月のダイヤ改正で、いなほの全定期列車に同一ホーム乗り換えが拡大する=4月15日、JR新潟駅
特急いなほ(左)と上越新幹線(右)が、自動改札機を介して平面移動で乗り換えできる。来年3月のダイヤ改正で、いなほの全定期列車に同一ホーム乗り換えが拡大する=4月15日、JR新潟駅


2018年(平成30年) 12月22日(土)付紙面より

ツイート

イルミネーション23日点灯式 藤島歴史公園「Hisu花」

 鶴岡市の藤島歴史公園「Hisu花」で20日、イルミネーションの仮点灯が行われた。23日(日)には公園と東田川文化記念館を会場に、「藤島イルミネーションHisu花deないと2018」が開かれ、児童によるカウントダウン点灯式や飲食の販売、ミニコンサートなどが行われる。

 同公園のイルミネーションは今年で3年目。点灯式を盛り上げるイベントは本年度のまちづくり未来事業「藤島歴史公園Hisu花の活用促進事業」で募集した市民ワークショップのメンバーが地域活性化を図ろうと企画した。

 本年度はイルミネーション増設の最終年で、一気に11万球を増設。大藤棚には薄紫色のLED(発光ダイオード)を設置し、「光のふじ」をイメージ。園内を彩るLEDは13万3000球と庄内で最大規模のイルミネーションとなった。

 点灯式は23日午後5時から。近くのいなば幼稚園園児がカウントダウンし、クリスマスソングを披露する。園内ではミニコンサートやサンタと巡るイルミネーションツアーを開催。記念館では午後5時15分から午後8時まで飲食・農産物販売やワークショップが開かれる。

 イルミネーションの点灯期間は23日から来年1月20日(日)まで。毎日午後4時半から同9時半まで。期間中は東田川文化記念館もライトアップされる。問い合わせは主催者事務局の鶴岡市藤島庁舎総務企画課=電0235(64)2111=へ。

庄内最大規模のイルミネーションに彩られた藤島歴史公園=20日の仮点灯
庄内最大規模のイルミネーションに彩られた藤島歴史公園=20日の仮点灯



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field