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2018年(平成30年) 12月26日(水)付紙面より

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酒田港来年4―9月 大型クルーズ船8回寄港

 大型クルーズ船が地域の観光振興に果たす役割が注目される中、本県唯一の重要港湾・国際貿易港である酒田市の酒田港には来年4月から9月にかけ、外国船が5回、邦船が3回の計8回の寄港が予定されている。9月には、同港としては最大規模となるクルーズ船「MSCスプレンディダ」(パナマ船籍、13万7936総トン、乗客定員3274人)が初寄港する。

 大型クルーズ船は近年、東アジアで需要が高まっていることを受け、国内への寄港が急増。本県でも2016年4月、官民で酒田港の利用促進を図っている“プロスパーポートさかた”ポートセールス協議会(会長・吉村美栄子知事)に「外航クルーズ船誘致部会」を設置するなど、誘致に注力している。その結果、17年8月に同港初の外国クルーズ船として「コスタ・ネオロマンチカ」(イタリア船籍、5万7000総トン、乗客定員1800人)が寄港したのをはじめ、今年は7、8月に「ダイヤモンド・プリンセス」(英国船籍、11万5875総トン、乗客定員2706人)が2回、コスタ・ネオロマンチカが1回の外国船が3回、邦船の「にっぽん丸」が2回の計5回寄港した。

 酒田市ではクルーズ船を含め国内外の観光客の受け入れ体制を整えようと17年2月、官民で「酒田交流おもてなし市民会議」(会長・丸山至市長)を設立。県や関係機関と連携して埠頭(ふとう)や市街地などでクルーズ船の乗客らをもてなしている。

 市交流観光課では「酒田でのもてなしは、市民のぬくもりが伝わるようなものが多いと、とても好評。それを強みに来年も、関係機関と連携し、市街地での外国語表記を増やすなど、おもてなしを拡充したい」としている。

 来年の酒田港へのクルーズ船寄港の日程は次の通り。

 ▽4月23日=ダイヤモンド・プリンセス(入港午前7時、出港午後6時)▽5月11日=ぱしふぃっくびいなす(日本船籍、2万6518総トン、乗客定員696人。入港午前9時、出港午後7時)▽6月23日=ダイヤモンド・プリンセス(入港午前11時、出港午後8時)▽7月8、9日=にっぽん丸(入港8日午後6時、出港9日午前10時)▽同11日=にっぽん丸(入港正午、出港午後2時)▽8月30日=ダイヤモンド・プリンセス(入港午前7時、出港午後4時)▽9月16日=MSCスプレンディダ(入港午前9時、出港午後5時)▽同30日=ダイヤモンド・プリンセス(入港午前7時、出港午後4時)

今年7月に初寄港し、埠頭にも大勢の見学者が訪れたダイヤモンド・プリンセス=酒田港古湊埠頭
今年7月に初寄港し、埠頭にも大勢の見学者が訪れたダイヤモンド・プリンセス=酒田港古湊埠頭



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