2019年(令和1年) 5月30日(木)付紙面より
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連敗阻止へ取手市と勝負―。人口がほぼ同じ規模の自治体同士で住民のスポーツ参加率を競う「チャレンジデー」が29日、全国119市区町村の参加で一斉に実施された。7年連続参加で茨城県取手市と対戦した鶴岡市ではこの日、早朝から各地でラジオ体操やウオーキングが行われるなど、町内会や企業、学校、愛好者グループなどさまざまな単位で市民がスポーツや運動に取り組んだ。
チャレンジデーは、住民の健康増進や体力づくりを目的に行われ、毎年5月最終水曜日の午前0時から午後9時までの21時間に、連続15分以上の運動・スポーツを続けて行った住民の参加率を競い合う。笹川スポーツ財団(東京)が普及活動を展開している。
昨年の鶴岡市の参加率は45・2%で、対戦相手の秋田市の58・7%を下回って3連敗し、通算成績2勝4敗。今回の相手・取手市は2回目の参加で、昨年は米沢市に敗れ、初勝利を目指す。
鶴岡市のオープニングイベントは、この日午前6時半から小真木原公園であり、市民約200人が参加。皆川治市長が「取手市も力が入っている。参加率50%超えを目指し何とか勝ちたい。市民の健康づくりに向け一過性のイベントにせず、活力ある地域づくりにつなげていこう」とあいさつ。参加者は体操の後、同公園内約1・5キロのウオーキングコースを歩いた。町内会役員同士で参加した同市稲生二丁目の佐藤清さん(74)は「体力づくりのため、ほぼ毎日1時間、スロージョギングをしている。今年は勝って連敗を止めたい」と話した。
幼児と一緒に体操 荘内銀行本部
一方、荘内銀行の本部では、企業内保育所「キッズワールドあゆみ」の子どもたち9人と一緒に、約100人の行員が幼児向けダンス「エビカニクス」を踊り、笑顔で始業時間前の運動を楽しんだ。
参加報告は29日午後9時半まで、市スポーツ課=電0235(25)8131、080(1678)9715=で受け付け。