文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2019年(令和1年) 5月31日(金)付紙面より

ツイート

第43回囲碁初段位獲得戦 鶴岡から女性初参戦

 6月1日に鶴岡市大宝寺町の囲碁サロン鶴岡で開催される第43回囲碁初段位獲得戦(荘内日報社主催、日本棋院鶴岡・同酒田両支部主管)に、日本棋院鶴岡支部から初めて女性2人が参戦する。同支部では「支部会員たちの中で明るい話題になっている。囲碁を楽しむ女性がもっと増えてほしい」と話している。

 出場するのは朝暘四小5年の上野友生奈(ゆいな)さん(10)=3級、鶴岡市田川=と、成澤昭子さん(76)=1級、鶴岡市海老島町=の2人。上野さんは幼児のころから、鶴岡支部幹事長で祖父の三浦一男さんや会員の佐藤竹彦さんから囲碁で遊んでもらいながらルールを学び親しんでいた。昨夏に囲碁サロン鶴岡で開かれたプロ棋士指導碁会に参加し、日本棋院東京本院所属の女流棋士・渋澤真知子さんから指導を受け、本格的に囲碁を始めた。三浦幹事長と一緒に週1回サロンに通い、年配者が多い会員のアイドル的存在。

 成澤さんは囲碁を初めて十数年。「夫に囲碁を習ったが、夫はもっぱら将棋、私は囲碁」と笑う。鶴岡支部には昨年に入会。今年は学区対抗囲碁大会などにも参加した。サロンには週2、3度訪れ、孫のような上野さんと対局を楽しむことも。

 上野さんは6月9日に山形市で開かれる少年少女囲碁大会県予選にも参戦予定。上野さんは「囲碁で勝つとやっぱりうれしい。大会は緊張すると思うけど頑張りたい」と話した。

 鶴岡支部は日本棋院の中で会員数が全国で5番目に多い156人(4月現在)。うち女性は5人。三浦幹事長は「入門講座も開催しており、参加した女性たちが会員になる予定もある。女性会員が増えることで支部も盛り上がる」と語っていた。

鶴岡支部から女性で初めて初段位獲得戦に出場する上野さん(左)と成澤さん
鶴岡支部から女性で初めて初段位獲得戦に出場する上野さん(左)と成澤さん



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field