2019年(令和1年) 6月7日(金)付紙面より
ツイート
「山形さくらんぼの日」の6日、県内各地をはじめ東京や仙台で、山形さくらんぼブランド力強化推進協議会による広報イベントが行われた。庄内では鶴岡市の庄内観光物産館で実施。試食用佐藤錦の配布などで観光客らにPRした。
「『山形さくらんぼ』キックオフイベント」として、生産者や全農山形、流通・市場関係団体、自治体、県などでつくる同協議会主催の今回初開催イベント。消費者に対して、産地における厳選出荷や高品質安定生産といった取り組みを関係団体が連携して情報発信し、ブランド強化につなげる。観光施設や産直、山形空港など県内10会場と、東京都内のアンテナショップ、仙台駅で実施。各会場で置賜産の佐藤錦やチラシを100セット限定で配布した。
庄内観光物産館では県職員や市役所、全農山形など約10人がPR。10分ほどで配布し終わった。バスツアーで立ち寄った藤田礼子さん(74)=東京都江戸川区清新町一丁目=は、思わぬプレゼントを受け取り、「うちの近くのスーパーでよく見掛けるのは山梨産。山形産は頂いてうれしい贈答用。味も別格」と話していた。