2019年(令和1年) 7月6日(土)付紙面より
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鶴岡市の県立加茂水産高校(石澤惣栄校長、生徒109人)恒例の「創立記念カッターレース大会」が5日、加茂港で行われた。生徒たちが息を合わせてオールをこぎ、海上の熱戦を繰り広げた。
同校の創立記念日(7月5日)に合わせて、荒天で中止となった昨年を除き毎年行われている伝統行事。全長約9メートル、幅約2・5メートルのカッターボートに、こぎ手12人と艇長、艇指揮が1人ずつの計14人が乗り込み、折り返しありの計600メートルのコースでタイムを競う。今年は1―3年生の各クラスでチームを編成。教職員と同窓生らでつくるチームも加わえ、計7チームが出場した。晴天の下、スタートの号砲とともに各艇のこぎ手たちが艇指揮の掛け声に合わせてチームワークを発揮。息を合わせて力強くオールをこいだ。
1カ月以上練習に取り組んできた海洋資源科1年の渡邊佳穂さん(15)は、こぎ手を担当。「練習よりもみんなで息を合わせられた」と息を弾ませながら話した。