2019年(令和1年) 7月7日(日)付紙面より
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庄内地方全18酒蔵の約130の銘酒を試飲できる「庄内酒まつり2019」が6日、鶴岡市のJR鶴岡駅前にあるJA全農山形鶴岡倉庫などで開かれた。6回目の今年は、先月の地震によって被害を受けた酒蔵を支援しようと、「地酒を飲んで応援しよう!がんばろう庄内!」をキャッチフレーズに、各種応援プログラムが組まれ、県内外の日本酒ファンが庄内の地酒を大いに楽しみ、酒蔵支援を盛り上げた。
午前11時の開場前に長い行列ができる盛況ぶりで、昼前には各酒蔵のブース前には人だかりができた。来場者たちは酒販スタッフとの酒談議を楽しみながら、飲み比べを満喫していた。金沢市の辻有希大さん(29)、千明さん(34)夫妻は「大山地区にある蔵元のファンで訪れたが、地震被害に遭ったのはこちらに来てから知った。いろいろ買い求めて応援したい」と話していた。
会場では見舞金箱を設置し100円以上の寄付者に「がんばろう庄内ステッカー」と「庄内18酒蔵地酒名鑑」のプレゼントなども繰り広げられ、大勢の来場者の温かい応援の輪が広がっていた。