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2019年(令和1年) 7月14日(日)付紙面より

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能面着け伝統文化体験

 文化庁が全国で展開する「文化芸術による子供育成総合事業」の一環として遊佐町の吹浦小学校(高橋共之校長、児童79人)で12日、能楽の宝生流宝生会による公演が行われた。児童たちは能と狂言を鑑賞したほか、能面を実際に着けるなどして日本の伝統芸能に理解を深めた。

 同事業は、児童・生徒に優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提供することにより、発想力やコミュニケーション能力の育成を図ってもらうとともに、将来の芸術家育成、国民の芸術鑑賞能力向上を目的に全国各地で開催している。

 宝生会は能楽シテ方・宝生流の公式団体。125年の長きにわたって流儀の中心団体として活動、能の楽しさを広く伝えている。今年5月に同校を訪れてワークショップを開催、児童たちが能と狂言の歴史などを学んだ。

 この日の公演は同校体育館内に橋掛かり付きの能舞台を設置して行われ、児童と保護者、地域住民ら約120人が参加した。2部構成で第1部は「たのしくレクチャー」と銘打ち、宝生会員による狂言「柿山伏」を鑑賞した後、囃子(はやし)方5人が楽器を紹介。「ひな人形の五人囃子と同じ」「小鼓はさまざまな高さの音を出せるが、大鼓は一つだけ」「太鼓は文字通り、太い鼓」などと述べた。

 第2部では能「黒塚」が上演された。休憩時間には会員の指導で児童や保護者が実際に能面を着け、「前がよく見えない」などと歓声を上げていた。

宝生会会員の指導で能面を着ける児童たち
宝生会会員の指導で能面を着ける児童たち



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