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2020年(令和2年) 2月21日(金)付紙面より

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「現状維持」と「削減」が同数 鶴岡市議会定数特別委 参考人聴取会で市民の意見聞く

 鶴岡市議会の議員定数等特別委員会(渋谷耕一委員長、委員12人)の参考人意見聴取会が19日夜、市役所で開かれた。市内の各種団体を通じて出席した市民19人の参考人が現行32の議員定数について意見を述べ、「現状維持」「削減」の意見が同数となったほか、「議員の活動がよく見えず、何を基準に定数の多少を判断すればいいか分からない」といった意見もあった。

 市内の自治組織やまちづくりグループ、産業団体、PTAなどの代表者ら30―80代が参考人を務めた。現状維持、削減は各7人、他は「判断できない」などが5人だった。

 現状維持に関しては、「多様な地域環境のある広い市域で定数を減じれば、幅広い市民の声や地域課題が市政に届きにくくなる」「削減すれば当選ラインが上昇し、有権者の少ない地域からの議員のなり手がさらにいなくなる。地域特性を理解する議員がいてほしい」などの意見があった。

 削減の意見は、「類似自治体と比べて定数が多い」「議員の資質を向上すれば、少数精鋭で運営できるはず」「人口減少が進む中では、定数削減はやむを得ない」などが挙がった。

 他の意見では「将来的にどのような議会を目指すのか、ビジョンを示した上で定数があるべき」「若い人たちや女性が参画できる環境を整えてほしい」といった指摘があった。

 同特別委は、今年5月ごろをめどに議員定数に関する考えをまとめる方針。定数を変更する場合は、9月の定例市議会で新定数を議決し、次期改選の2021年10月の市議選から適用する考え。

議員定数について市民各層の考えを聞いた参考人意見聴取会
議員定数について市民各層の考えを聞いた参考人意見聴取会



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