2020年(令和2年) 9月1日(火)付紙面より
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庄内町狩川の社寺工房上野(上野健二社長)はこのほど、新型コロナウイルス感染症の早期収束と子どもたちの健やかな成長を願い、同町立川地域の幼稚園や保育園、小学校、中学校の子どもたちにアマビエのお守りとヒノキのにおい玉をプレゼントした。
アマビエのお守りは、東京で漫画家として活躍する上野社長の長男(33)がデザインを手掛け、神社で祈祷を受けたもの。ヒノキのにおい玉は抗菌作用があり、香りも良く癒やし効果があるという。19日にはセットで子どもたちと関係者合わせて469人分が贈られた。
同社敷地内にはアマビエを祭ったお堂も建立されており、上野社長は「なんでもかんでも自粛で子どもたちが気の毒。子どもたちをコロナから守るためにアマビエ様の絵をたくさん掲げたかった。におい玉は一つ一つ手作業で大変だったが、贈りものができる喜びで作業するのはとても楽しかった」と振り返っていた。