2021年(令和3年) 5月22日(土)付紙面より
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航空自衛隊第4航空団のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が20日、山形市で開かれる「東北絆まつり山形」の本番を前に、同市上空を事前の訓練飛行した。同市上空での飛行は7年ぶりで、編隊を率いたのは三川町出身の、13代目飛行隊長の遠渡祐樹2等空佐(42)。
東北絆まつり山形は22、23日に開かれる。東日本大震災復興を願っての開催に加え、コロナウイルス感染症の収束と医療従事者への感謝を込めて飛行する。ブルーインパルスの本番の飛行予定は23日。催事に当たっては事前の訓練が行われることになっている。
事前飛行では、宮城県松島航空基地から、青と白にカラーリングされた6機が編隊を組んで飛来。先頭を飛ぶ1番機に乗っているのは遠渡隊長。スモーク(煙)を出しながらハートのマークや「さくら」と呼ばれる六つの輪など、一糸乱れぬ飛行を、20分余にわたって華麗に披露した。