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2021年(令和3年) 6月26日(土)付紙面より

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64歳以下ワクチン接種へ加速 庄内5市町来月にかけ接種券送付

 新型コロナウイルスワクチンの65歳以上への接種が進む中、庄内地域の5市町は「64歳以下」への接種に向け準備作業を続けている。年齢を区分するなどして今月から来月にかけて対象となる12―64歳の接種券の送付を予定しており、各市町とも7月中には個別や集団による接種が始まる見通しとなり、住民への接種ペースが加速しそうだ。一方、最低1000人程度とされている企業・団体などによる「職域接種」への具体的な動きは、庄内地域ではまだ見られない。

 ワクチン接種について、国は当初、供給量が限られることなどから、▽医療従事者ら▽65歳以上の高齢者▽基礎疾患のある人、60―64歳などと順番を決めていた。ワクチン供給が本格化した5月以降、64歳以下への接種は各自治体に判断を委ねることとし、菅義偉首相は「7月末までに高齢者接種を終える」「10月から11月にかけて必要な国民、希望する方全てを終える」との目標を掲げた。

 庄内地域の5市町の今月23日現在の64歳以下接種に向けた接種券送付スケジュールなどは別表の通り。

 鶴岡市は26日に60―64歳へ接種券を送付し、7月1日から年齢順に予約受け付けを始める。個別接種は市内47医療機関で受け入れ、可能なところでは7月3日から接種が開始され、集団接種は当面、8月10日まで設定してある市朝暘武道館での高齢者接種の空き枠で対応する。12―59歳については7月下旬に接種券を送付。基礎疾患のある人や障害者、教職員、保育所・幼稚園や放課後児童クラブ、介護・障害者施設従事者への接種を優先する方針で、今後のワクチン供給の見通しを踏まえながら、今後、具体的な接種開始の日程や接種体制を調整する。

 酒田市は16―64歳に7月上旬、12―15歳へは7月中旬にそれぞれ接種券を送付する。その上で8月1日から市平田農村環境改善センター(飛鳥)を拠点に、10月末までの日程で大規模な集団接種を実施する。

 集団接種の予約は60―64歳を優先して受け付け、その後に基礎疾患のある人や高齢者施設などの従事者の受け付けに拡大する。16―59歳はワクチン供給量の動向を見て予約を開始。12―15歳の受け付け、接種開始などは調整中。

 一方、市内49医療機関での個別接種は、高齢者接種の空き状況などを踏まえ、早ければ7月にも接種が行われる見通し。

 三川町は7月7日から年齢区分ごとに順次、接種券を送付し、7月中旬から段階的に予約を受け付ける。個別接種のほか、「テオトル」を会場にする集団接種は8月7日―10月11日の日程を組み、8―9月には夜間の「ナイター接種」も行う。庄内町は6月28日から年齢区分ごとに順次、接種券を送付。7月上旬から段階的に予約を受け付ける。個別接種のほか、町役場B棟と狩川公民館の2カ所で8月5日―11月13日の日程で集団接種を行う。遊佐町は7月中旬に16―64歳へ接種券を送付し、12―15歳への送付は調整中。町は8月から集団接種を基本に接種を進める方針で、会場は1カ所を想定し調整を進めている。

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